何故か、幹部らしき人たちが、集まってくる。

「お前もさぁ。」

「はっ!?わたし?」

「ん、そ。お前。」

「わたしに何のよう?」

敬語ではなく、きつい口調で話す。

「殺気、出してたよな。」

「いつ?」

「あいさつの後、すれ違った時。」

「ふーん。10分の1くらいの殺気でも読み取れるんだ。」

「てめっ!!いつまで、そんな口調で俺らの総長に答えてんだ!!」

「君達、天龍の下っ端?」

「てめっ、ざけんな!!」

ここで、暴れられたら面倒だ。

「闘るなら、屋上。」

「ぜってー、血飛沫上げてやる!!」

わたし達は屋上へと向った。