<乃愛side>

「そこ、邪魔。俺の席。」

そう言いながら現れたのは・・・

龍山葵。

天龍の・・・総長。

「ご、ごめんなさい!!」

紗江は頬を赤らめさせて帰った。

楓は、無言で睨みっぱなし。

微量の殺気が・・・。

「お前、レディースとか入ってんの?」

「入ってない。」

「何でそんな殺気が出んだ?」

「あなたに言う事で、何か得でも?」

か、楓、強っ!!