<14>
チームを率いて学校に入った正樹は、目の前の光景に息を飲んだ。学校は地獄と化としていた。
廊下には血の海が広がり、数え切れない程の死体があちこちに散乱している。
「うっ・・・・・・」
正樹は吐き気を覚え、手で口を押さえた。
空気が汚れている。
血生臭い。
廊下に広がる光景に正樹一行は立ち尽くした。見るとまだ幼い子供ばかりだ。
無茶苦茶だ。
皆服を血で濡らし、重なるように倒れている。窓は割れ、教室のドアは壊れ、物が散乱している。
それでも倒れている生徒達の方がはるかに数が多い。まだ一階だが、下級生は大分やられたようだ。
小さい死体が何百と転がっている。いずれ救急車や警察が駆け付けてくるだろうが、その時には全てが終わっている。
「これが、マー君が望んだ--世界」
血と憎しみに満ちた世界--。正樹は込み上げてくる熱い物に対し、怒りを感じた。
許せねぇ。
--許せねぇ。
「許せねぇ! こんなの虐殺だ。こんな--」
「いたぞ! テロリストだ!」
奥の階段から軍服を着た感染者が下りてきた。顔に白い仮面、手には銃を持っている。距離にしてざっと七十メートルはある。
遠すぎる。
でも--。
チームを率いて学校に入った正樹は、目の前の光景に息を飲んだ。学校は地獄と化としていた。
廊下には血の海が広がり、数え切れない程の死体があちこちに散乱している。
「うっ・・・・・・」
正樹は吐き気を覚え、手で口を押さえた。
空気が汚れている。
血生臭い。
廊下に広がる光景に正樹一行は立ち尽くした。見るとまだ幼い子供ばかりだ。
無茶苦茶だ。
皆服を血で濡らし、重なるように倒れている。窓は割れ、教室のドアは壊れ、物が散乱している。
それでも倒れている生徒達の方がはるかに数が多い。まだ一階だが、下級生は大分やられたようだ。
小さい死体が何百と転がっている。いずれ救急車や警察が駆け付けてくるだろうが、その時には全てが終わっている。
「これが、マー君が望んだ--世界」
血と憎しみに満ちた世界--。正樹は込み上げてくる熱い物に対し、怒りを感じた。
許せねぇ。
--許せねぇ。
「許せねぇ! こんなの虐殺だ。こんな--」
「いたぞ! テロリストだ!」
奥の階段から軍服を着た感染者が下りてきた。顔に白い仮面、手には銃を持っている。距離にしてざっと七十メートルはある。
遠すぎる。
でも--。


