「おい、どうした?」
大学生が腰から無線を取り、口に宛てる。その直後無線から声が聞こえてきた。潜入チームの指揮官、三谷正樹からだ。
(ザザ、やば--サザー、男が--サザザ)
「聞こえなぞ! もっとはっきり言え」
いつの間にか車内に不穏な空気が漂っていた。皆耳を澄まして無線の声を待つ。
(男が! 例の物置小屋から! JCOの奴が--)
どうやら相当焦っているようだ。呂律が回っていない。雨は苛々し、無言で大学生から無線を奪った。
「はっきり、要領だけ言いなさい! 正樹もう一度聞くわ。何が、起きたの?」
(マー君が、ザザザァー)
次の瞬間正樹の声が車内に響いた。
(マー君がJCOの施設に侵入しました! JCOの施設はこの学校の下にあるんです! 物置小屋から出てきた男から事情を聞きました)
「それでなんて、なんて言ったの!」
(JCOは掃除を実行するそうです。つまり、軍が、ここに--来るんです! ここに--)
「この音は--」
光也がふと空を見上げ、呟く。その直後上空から機関銃を発砲するような音が聞こえてきた。雨は無線から聞こえる声から道田小学校上空に気を逸らした。
大学生が腰から無線を取り、口に宛てる。その直後無線から声が聞こえてきた。潜入チームの指揮官、三谷正樹からだ。
(ザザ、やば--サザー、男が--サザザ)
「聞こえなぞ! もっとはっきり言え」
いつの間にか車内に不穏な空気が漂っていた。皆耳を澄まして無線の声を待つ。
(男が! 例の物置小屋から! JCOの奴が--)
どうやら相当焦っているようだ。呂律が回っていない。雨は苛々し、無言で大学生から無線を奪った。
「はっきり、要領だけ言いなさい! 正樹もう一度聞くわ。何が、起きたの?」
(マー君が、ザザザァー)
次の瞬間正樹の声が車内に響いた。
(マー君がJCOの施設に侵入しました! JCOの施設はこの学校の下にあるんです! 物置小屋から出てきた男から事情を聞きました)
「それでなんて、なんて言ったの!」
(JCOは掃除を実行するそうです。つまり、軍が、ここに--来るんです! ここに--)
「この音は--」
光也がふと空を見上げ、呟く。その直後上空から機関銃を発砲するような音が聞こえてきた。雨は無線から聞こえる声から道田小学校上空に気を逸らした。


