大学の講義で聞いた話では、人間は生まれながらに白紙ではないと聞かされてきたが、中には白紙であると言う教授もいた。
つまり人間が生まれながら平等であるか否かなのかのだが、これは、後者を肯定したものだろう。
確かに、その講義でも人間は生まれながらに能力の差のがあると言われているが……。
桂子はテープを止めたかったが、やはり誰かに見られている気配がして指が動かなかった。
マー君はいったい何がしたいのだろうか。それともただ自分の考えを述べたいだけなのか?
テープはなおも回りつづける。
「さて、ここまで話してきたけど、僕が今回君達をここに招待したのは、他でもない、見せたい物があるからだよ。
さあ、ここでテープを聞かせている君の出番だ。教壇の前の机の中を探ってみてくれないかな?」
桂子は言われるまま、レコーダーを持ったまま教壇の前にある席に歩み寄り、机の中に手をつっこんだ。
すぐに何かに当った。
冷たく、固い。
「それを出してくれないかな?」
タイミングよく声が流れる。桂子は警戒しつつ、掴んだ物を机の上に上げた。
それは――ノートパソコンだった。
つまり人間が生まれながら平等であるか否かなのかのだが、これは、後者を肯定したものだろう。
確かに、その講義でも人間は生まれながらに能力の差のがあると言われているが……。
桂子はテープを止めたかったが、やはり誰かに見られている気配がして指が動かなかった。
マー君はいったい何がしたいのだろうか。それともただ自分の考えを述べたいだけなのか?
テープはなおも回りつづける。
「さて、ここまで話してきたけど、僕が今回君達をここに招待したのは、他でもない、見せたい物があるからだよ。
さあ、ここでテープを聞かせている君の出番だ。教壇の前の机の中を探ってみてくれないかな?」
桂子は言われるまま、レコーダーを持ったまま教壇の前にある席に歩み寄り、机の中に手をつっこんだ。
すぐに何かに当った。
冷たく、固い。
「それを出してくれないかな?」
タイミングよく声が流れる。桂子は警戒しつつ、掴んだ物を机の上に上げた。
それは――ノートパソコンだった。


