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桂子が固まっていると、テープの中のマー君が言った。
「さーて、これからが楽しみだ、クククク。君とは仲良くできそうだよ」
その声には深い憎しみがこもっているように聞こえた。
「まず、話をする上で、このテープを聞いている者は全員教室に入り給え。立ち話もなんだ、座ってもいい。
警察には連絡するな。
始めに言ったが、僕は今このテープを聞いている。つまり、ここにいるということさ。変な行動をしたら、すぐにわかる」
桂子は教室に集まった野次馬達を見回した。皆抵抗する気はないようだ。それもそのはず、この中にこのテープを作った張本人がいるのだ。
そいつは誘拐した少年を殺し、ここに生首を置いた。そんな異常者がいる中で、逆らうなど酷な話だ。
教師達もようやく状況を理解したようで、生徒達を指導して、教室に入らせる。
全員が教室に入ると、広かった教室が急に狭くなった。それもそのはず、教室には教師合わせ六十人以上が収納されたためだ。
ドアは閉められ、教師達が生徒達を囲むように立つ。
その間、桂子は黙ってテープを聞いていた。誰も反抗しないのは、やはり桂子のすぐ近くにある生首のせいであろう。
そのインパクトが強すぎて、逆らう気にならないのかもしれない。
桂子が固まっていると、テープの中のマー君が言った。
「さーて、これからが楽しみだ、クククク。君とは仲良くできそうだよ」
その声には深い憎しみがこもっているように聞こえた。
「まず、話をする上で、このテープを聞いている者は全員教室に入り給え。立ち話もなんだ、座ってもいい。
警察には連絡するな。
始めに言ったが、僕は今このテープを聞いている。つまり、ここにいるということさ。変な行動をしたら、すぐにわかる」
桂子は教室に集まった野次馬達を見回した。皆抵抗する気はないようだ。それもそのはず、この中にこのテープを作った張本人がいるのだ。
そいつは誘拐した少年を殺し、ここに生首を置いた。そんな異常者がいる中で、逆らうなど酷な話だ。
教師達もようやく状況を理解したようで、生徒達を指導して、教室に入らせる。
全員が教室に入ると、広かった教室が急に狭くなった。それもそのはず、教室には教師合わせ六十人以上が収納されたためだ。
ドアは閉められ、教師達が生徒達を囲むように立つ。
その間、桂子は黙ってテープを聞いていた。誰も反抗しないのは、やはり桂子のすぐ近くにある生首のせいであろう。
そのインパクトが強すぎて、逆らう気にならないのかもしれない。


