<11>
「ったく、吉沢と洋太どこ行ったんだよ」
ブタ太は尋問室に向かいながらぶつぶつ文句をこぼしていた。つい先程マー君により宣戦布告が行われ、JCO内に緊張が走っている。
しかし、ブタ太はそんなことお構いなしに、吉沢達を探す。こういう面倒な役は吉沢に任せたかった。
「っていうか、僕は蚊帳の外? 吉沢と洋太は僕のこと忘れてないかな?」
一直線に伸びる白い通路を一人とぼとぼ歩く。その通路には部屋はない。ただ白いコンクリートだけが占めている。
電球が壊れているのか、時折明かりが点滅する。
「--にしても」
ブタ太は通路の中腹で立ち止まり、大きな体を落ち着かせた。
「嫌だね~」
急に顔を強張らせ、ダークスーツの上着の胸ポケットからサングラスを取り出し、すばやく掛ける。そして--。
突然正面ドアが大きく揺れる。尋問室がある通路からだ。その音は次第に大きくなり、鉄製のドアを凹ませた。
ブタ太は三歩後退し、銃を構えた。ドアの方へ。
「また僕に面倒な役を押し付けるのかよ、吉沢」
そう言った瞬間ドアが吹き飛び、一斉に白い仮面をつけた人--怪物が押し寄せてきた。レベルJ、K、Lが鎌を持ち、笑いながら突進してくる。
「ヒャッハハハハハ! ニンゲン、ニンゲン、ニンゲンハーッケンダアアアア!」
「ったく、吉沢と洋太どこ行ったんだよ」
ブタ太は尋問室に向かいながらぶつぶつ文句をこぼしていた。つい先程マー君により宣戦布告が行われ、JCO内に緊張が走っている。
しかし、ブタ太はそんなことお構いなしに、吉沢達を探す。こういう面倒な役は吉沢に任せたかった。
「っていうか、僕は蚊帳の外? 吉沢と洋太は僕のこと忘れてないかな?」
一直線に伸びる白い通路を一人とぼとぼ歩く。その通路には部屋はない。ただ白いコンクリートだけが占めている。
電球が壊れているのか、時折明かりが点滅する。
「--にしても」
ブタ太は通路の中腹で立ち止まり、大きな体を落ち着かせた。
「嫌だね~」
急に顔を強張らせ、ダークスーツの上着の胸ポケットからサングラスを取り出し、すばやく掛ける。そして--。
突然正面ドアが大きく揺れる。尋問室がある通路からだ。その音は次第に大きくなり、鉄製のドアを凹ませた。
ブタ太は三歩後退し、銃を構えた。ドアの方へ。
「また僕に面倒な役を押し付けるのかよ、吉沢」
そう言った瞬間ドアが吹き飛び、一斉に白い仮面をつけた人--怪物が押し寄せてきた。レベルJ、K、Lが鎌を持ち、笑いながら突進してくる。
「ヒャッハハハハハ! ニンゲン、ニンゲン、ニンゲンハーッケンダアアアア!」


