<18>
修二はベッドの上で正座しながら、携帯電話と睨み合っていた。もう外が暗くなってきて、部屋も薄く暗い。それでも修二は明かりも付けずにひたすら携帯を睨んでいた。
「僕は、僕は−−」
携帯の画面には背景が黒く中央に赤い文字が点滅するページが写っている。その文字は「マー君信者登録」と書かれている。
修二はミカの制しを遮り、マー君信者に登録しようとしていた。だが、なかなか決定ボタンを押すことができなかった。ミカの言葉が何度も指を止めさせる。
マー君信者にならないで。
私は望んでこの世界に来た。
私と同じにならないで。
後をついてこないで。
「くっそ! どうすればいいんだ! 僕は、僕は−−」
修二はわからなかった。自分が本当にマー君信者になりたいのか。初めはただ珍しいアバターが欲しかっただけだが、今となってはそんなものどうでもよかった。
ミカの言うことが本当なら、このボタンを押した瞬間、僕はマー君信者になる。僕の意識はネットの世界に行く。そしてこの体は−−。
修二は携帯の画面に反射する自分の顔を確認した。画面は節電モードに設定しているため、いつの間にか黒い画面になっていた。
修二はベッドの上で正座しながら、携帯電話と睨み合っていた。もう外が暗くなってきて、部屋も薄く暗い。それでも修二は明かりも付けずにひたすら携帯を睨んでいた。
「僕は、僕は−−」
携帯の画面には背景が黒く中央に赤い文字が点滅するページが写っている。その文字は「マー君信者登録」と書かれている。
修二はミカの制しを遮り、マー君信者に登録しようとしていた。だが、なかなか決定ボタンを押すことができなかった。ミカの言葉が何度も指を止めさせる。
マー君信者にならないで。
私は望んでこの世界に来た。
私と同じにならないで。
後をついてこないで。
「くっそ! どうすればいいんだ! 僕は、僕は−−」
修二はわからなかった。自分が本当にマー君信者になりたいのか。初めはただ珍しいアバターが欲しかっただけだが、今となってはそんなものどうでもよかった。
ミカの言うことが本当なら、このボタンを押した瞬間、僕はマー君信者になる。僕の意識はネットの世界に行く。そしてこの体は−−。
修二は携帯の画面に反射する自分の顔を確認した。画面は節電モードに設定しているため、いつの間にか黒い画面になっていた。


