<17>
ピタ、ピタ、ピタッ−−。
水滴が落ちる音が響く。その音に合わせて点滴の液体も落ちる。ベッドの上に横になっている男の体内に。
上田良一は目を閉じ、微かに呼吸を繰り返している。左足にギブスをはめ、頭に包帯を巻いている。
左腕には点滴の針が刺され、胸には心拍数を計る吸盤がいくつか取り付けられている。
体は何も食べていないためか、だいぶ痩せてきている。
ピコン、ピコン、ピコン−−。
良一の左側に置かれている心拍数測定機が一定のリズムを刻む。その音に水音が重なる。
「私は他人なのかな? 雫」
上田良一の脇のパイプ椅子に座る雨は、静かに呟いた。しかし、広い空間とあって、微かに声が広がる。
雨と良一がいる所は、ある古びれた広い倉庫の中だった。
中には車の改装に使う機械や、壊れた車、ドラム缶などが散らばっている。天井はかなり高く、所々腐敗して穴が空いている。
その広い空間の端、窓の下に雨と良一がいる。他にも数人の男女がおり、何やら相談している。
彼らも雨と同じマー君対抗派である。
ピタ、ピタ、ピタッ−−。
水滴が落ちる音が響く。その音に合わせて点滴の液体も落ちる。ベッドの上に横になっている男の体内に。
上田良一は目を閉じ、微かに呼吸を繰り返している。左足にギブスをはめ、頭に包帯を巻いている。
左腕には点滴の針が刺され、胸には心拍数を計る吸盤がいくつか取り付けられている。
体は何も食べていないためか、だいぶ痩せてきている。
ピコン、ピコン、ピコン−−。
良一の左側に置かれている心拍数測定機が一定のリズムを刻む。その音に水音が重なる。
「私は他人なのかな? 雫」
上田良一の脇のパイプ椅子に座る雨は、静かに呟いた。しかし、広い空間とあって、微かに声が広がる。
雨と良一がいる所は、ある古びれた広い倉庫の中だった。
中には車の改装に使う機械や、壊れた車、ドラム缶などが散らばっている。天井はかなり高く、所々腐敗して穴が空いている。
その広い空間の端、窓の下に雨と良一がいる。他にも数人の男女がおり、何やら相談している。
彼らも雨と同じマー君対抗派である。


