マー君(原作)

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「マー君信者になるな? なんでそんなこと」

修二は困惑した。ミカが何を言いたいかわからなかった。

「好きなら、なおさら僕もそっちに行った方がいいに決まってる。ネットの−−世界に」

そんなものが本当にあるかわからないが、現に目の前でその世界に入った人物いるのだ。信じる信じないは別にして、完全否定はできない。修二は黙っているミカに言い迫った。

「なんで、ミカは、嫌なのか? 僕と一緒にいるのが? 僕は君がいる所ならどこにだってついていきたい。君ともっと話し、触れたいんだ」

そこまで言うと、ミカが悲しそうに言った。

「駄目だよ。私は望んでこっちに来た。現実から逃げた。でも、そんなエゴをあなたに押し付けたくない。私は私の意志でこっちに来た。逃げたんだ、私は」

「違うっ! 僕は、僕は、望んでいるからミカの所に行きたいんだ。僕は−−」

喉に何かが引かかる。これ以上言えば自分の正体をばらしてしまう。そんな気がした。

「僕は、僕は−−」