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マサル>ミカ、最近元気ないね。何かあったの?
「よし、これでOK」
修二はミカなマイページにコメントすると、それを音読した。
「ミカ最近元気ないね。何かあったの? フフフフッ、これでいい。あとはミカのコメントを待つだけ」
最近ミカが元気がないのは事実だったが、あまりにも下心が見え見えの文だった。それほど、日に日にミカに会いたい思いが強くなっていた。
「ミカ、ミカ早く返事くれよ」
ベッドに横になりながら、にやにやしながら携帯電話をいじる。ミカのマイページを何回も更新してないかチェックする。一秒に一回づつ再読み込みしている。
そうして十分が過ぎた頃、ミカのマイページに新しいコメントが追加された。
「ミカ! ミカが返事を−−」
しかし、新しいコメントはミカの物ではなかった。マー君という名前だった。名前の上にアバターが小さく表示されている。その顔には見覚えがあった。
白い仮面−−マー君。
まさか−−。
「あのネット上の殺人鬼か。まさか、でも」
マサル>ミカ、最近元気ないね。何かあったの?
「よし、これでOK」
修二はミカなマイページにコメントすると、それを音読した。
「ミカ最近元気ないね。何かあったの? フフフフッ、これでいい。あとはミカのコメントを待つだけ」
最近ミカが元気がないのは事実だったが、あまりにも下心が見え見えの文だった。それほど、日に日にミカに会いたい思いが強くなっていた。
「ミカ、ミカ早く返事くれよ」
ベッドに横になりながら、にやにやしながら携帯電話をいじる。ミカのマイページを何回も更新してないかチェックする。一秒に一回づつ再読み込みしている。
そうして十分が過ぎた頃、ミカのマイページに新しいコメントが追加された。
「ミカ! ミカが返事を−−」
しかし、新しいコメントはミカの物ではなかった。マー君という名前だった。名前の上にアバターが小さく表示されている。その顔には見覚えがあった。
白い仮面−−マー君。
まさか−−。
「あのネット上の殺人鬼か。まさか、でも」


