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白衣に着替えた洋太は吉沢達について、更衣室とは別な部屋に来ていた。
その部屋はかなり広いもので、どうやら研究室のようだった。
部屋のあちこちで作業をする白衣を着た研究員。
いくつも並ぶ何か怪しげな液体に満たされた大きなカプセル。
近くには見たこともない機械がごちゃごちゃしている。
その中でも特に目を引いたのがカプセルに収容されている何かだった。
それらは今まで見たこともない、異質な物だった。
「す、凄い・・・・・・」
洋太は目の前に並ぶカプセルに見入っていた。その隣で吉沢とブタ太が立ち、洋太と同じようにカプセルを見上げている。
カプセルは大の大人が複数収容できるほど大きい。それもそのはず、中には入っているのは人より大きい生き物なのだから。
「これが、マー君ウィルス、いやMウィルスに感染した末路だ。
彼らはもとは貴様と同じ人間だった。
それともこの情報も既に把握しているのかな?」
「いや−−」
洋太はカプセルを見上げたまま、吉沢の問いに答えた。
洋太が見ているカプセルには顔がえぐれた人の形をしたものが身を固くしている。
「こんな凄い物を見たのは初めてだ。これが−−」
「そうだ。これがマー君信者と呼ばれている者だ。俺からすれば感染者という呼び方を変えただけに過ぎないが。
まあ、ここから先は−−」
吉沢が前に進みでて、カプセルの前で作業している金髪の研究員に話しかけた。
白衣に着替えた洋太は吉沢達について、更衣室とは別な部屋に来ていた。
その部屋はかなり広いもので、どうやら研究室のようだった。
部屋のあちこちで作業をする白衣を着た研究員。
いくつも並ぶ何か怪しげな液体に満たされた大きなカプセル。
近くには見たこともない機械がごちゃごちゃしている。
その中でも特に目を引いたのがカプセルに収容されている何かだった。
それらは今まで見たこともない、異質な物だった。
「す、凄い・・・・・・」
洋太は目の前に並ぶカプセルに見入っていた。その隣で吉沢とブタ太が立ち、洋太と同じようにカプセルを見上げている。
カプセルは大の大人が複数収容できるほど大きい。それもそのはず、中には入っているのは人より大きい生き物なのだから。
「これが、マー君ウィルス、いやMウィルスに感染した末路だ。
彼らはもとは貴様と同じ人間だった。
それともこの情報も既に把握しているのかな?」
「いや−−」
洋太はカプセルを見上げたまま、吉沢の問いに答えた。
洋太が見ているカプセルには顔がえぐれた人の形をしたものが身を固くしている。
「こんな凄い物を見たのは初めてだ。これが−−」
「そうだ。これがマー君信者と呼ばれている者だ。俺からすれば感染者という呼び方を変えただけに過ぎないが。
まあ、ここから先は−−」
吉沢が前に進みでて、カプセルの前で作業している金髪の研究員に話しかけた。


