と、その瞬間また光景が変わった。
いつの間にか火は消え、燃え尽きた家の前に家族と立っていた。
桐原は廃人のように家の前に立ち尽くしていた。
手には祐の遺体を回収した消防隊員から渡されたあの宝箱があった。
話によると祐はそれを探していたようだった。
そして、火の中に消えた。
「祐っ、祐、祐、ごめんな、ごめんっ、な、ごめんな、俺がしっかりしてなかったせいで。
俺が探さなかったせいで、俺がお前を見つけていれば、これを――」
手に持つ宝箱に涙が滴り落ちる。
その涙は焦げた宝箱に当たり、弾け飛んだ。
「俺が、俺が……探すよ。お前の宝箱の鍵を。絶対に。絶対に。鍵を見つけて宝箱を開けるよ。
絶対に、絶対に、絶対に、絶対に」
壊したりなんかするか!
鍵で開けてやる。
お前の大切な宝箱を――。
だから、待っていてくれ。
鍵を見つけるまで。
いつの間にか火は消え、燃え尽きた家の前に家族と立っていた。
桐原は廃人のように家の前に立ち尽くしていた。
手には祐の遺体を回収した消防隊員から渡されたあの宝箱があった。
話によると祐はそれを探していたようだった。
そして、火の中に消えた。
「祐っ、祐、祐、ごめんな、ごめんっ、な、ごめんな、俺がしっかりしてなかったせいで。
俺が探さなかったせいで、俺がお前を見つけていれば、これを――」
手に持つ宝箱に涙が滴り落ちる。
その涙は焦げた宝箱に当たり、弾け飛んだ。
「俺が、俺が……探すよ。お前の宝箱の鍵を。絶対に。絶対に。鍵を見つけて宝箱を開けるよ。
絶対に、絶対に、絶対に、絶対に」
壊したりなんかするか!
鍵で開けてやる。
お前の大切な宝箱を――。
だから、待っていてくれ。
鍵を見つけるまで。


