マー君(原作)

「祐ー! 祐ー! 返事しろ!」

「お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄、ちゃん」

「祐待ってろ! 絶対そこを動くな!」

桐原は死に物狂いで声のする方を見た。

声は二階からした。

すぐ階段を駆け上がろうとしたが、その瞬間階段の天井が崩れ、一気に階段が崩れ落ちた。

それでも、桐原は諦めなかった。

炎を無視して階段を上がろうとしたが、その瞬間後から誰かに取り抑えられた。

「君、やめるんだー!」

見ると、防炎着をきた消防隊員だった。

桐原はそいつを払いのけようとあがいたが、頑丈に抑えられ、動けなかった。

その間にも二階から祐の声が響いてた。

「お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄、ちゃん、お兄ちゃんー!」

「ゆ、ゆううううううううううううううー!」

桐原が天に手を伸ばしたが、次の瞬間二階から爆風が押し寄せた。

桐原はその瞬間目の前が真っ白になった。