『…こっち向けし』 そういった途端、奇跡的に燐果が寝返りをうち、こっちを向いた。 『う…ううーん…』 無防備に晒された寝顔。 ああどうしよう、理性がもたないかもしれない。 …次は何してやろうかな。 あー…アレ?それともアレがいいか? 取り敢えず今日は− −…寝るか。明日学校だしな。 『おやすみ』 かぷっ。燐果の耳たぶを甘がみしてからまた眠りについた。