アナタのネガイ、なんですか?


坂田祐也side

「・・・・ごめん・・・・ごめん・・・・白雨、俺が・・・・弱いせいでッ!こんなことに・・・・」

白雨だったものに謝り続ける。



すると、少女が言った。




「なーにいってんの?自己チュー野郎」




「は?・・・・ンだよ、自己チュー野郎って」

悲しんでいるときにふざけた口調で言われると
イライラする。

「そのまんまだよ。バーカ、バーカ」

「み、美里。その辺にしといて・・・・。あの~、
言いにくいんだけど・・・・その・・・・君がどんなに強くても・・・・一文字には変わりないから・・・・。
・・・・えと・・・・その・・・・」

少年は、申し訳無さそうに言った。

「・・・・結局、殺されちゃう・・・・」

「・・・・ははは・・・・っと・・・・・・・・に・・・・・・・・そうそう・・・・・・・・あはははは」

「!オマエ・・・・白雨に何してんだよ・・・・」