そもそも、ぶつかったとかそんな些細なこと私が、いちいち憶えてるわけが無い。
そもそも、あの事があった後の記憶が無い。
どうしてプログラマーになったのか。
とか、
どうしてずっと1人でくらしていけたのか。
とか。
つまり、俗に言う、記憶喪失というものになっていたのだ。
でも、記憶がなくとも、別に困らない。
先生とかは、なぜか、私の家には絶対にこないし、元々友達がいないから遊びにこないし、親戚がいないのか、全然こない。
しかし、それは、両親が居た頃に比べて随分と
寂しいものだった。
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