アナタのネガイ、なんですか?


「イェ~イ!呼ばれて飛び出て、ジャジャジャ
~ン!あいうえおネガイ叶えま~す!・・・・っと言うわけで、とっととおネガイ言え~!」

一人は変にテンションが高い少女

「・・・・美里、そんなに慌てて言わなくても・・・・
・・・・なにげ、早口だし・・・・」

もう一人は落ち着いた少年

「・・・・なぁ、ホントにネガイ叶えんのか?・・・・
てか、叶うのか?」

「あっれ~?信じてない?じゃあ、なんでここに来たの?」

ごもっともなご質問で・・・・。

「ネガイを叶えてもらうために。」

「でっしょ~?それじゃあさ!早く言ってよ!
アナタのネガイ!」

「すべてを覆すような力が欲しい」

すると、少女は、

「・・・・プッ、アハハハハハハハハハ!」

笑い出した。

「いやぁ、いいね!面白い!・・・・いいよっ!そのネガイ、叶えてあげる!」

こうして、僕はカメラを貰った。


「・・・・コレがネガイを叶える物?タダのカメラだけど・・・・」

「そのうちわかるよ!」


そして、あの二人は消えていった。