私の、ネガイ。それは、

「・・・・友達がほしい・・・・なぁ・・・・」

ただ、それだけだった。




今から、十一年まえ、私がまだ5歳のとき。

私の両親は自殺した。

『もう、疲れました。』という遺書をのこして



分からなかった。5歳の私には。

まだ、漢字をシラナイわたしは、ただただ、
宙に浮いている両親をみいることしかできなかった。




そんな私はクラスでは、いつも一人。

私が、プログラマーだから。なんてステキな理由ではない。






皆曰く、私に近づくと”呪われるから”らしい。