がさっ。
パジャマのポケットの中に紙が入っている事に気がついた。
「な、何コレ?」
それは、『説明書』と書かれた数ページにわたる紙束だった。
「・・・・!・・・・なるほど・・・・ね」
そこには次のように文字が並べられていた。
『オメデトウゴザイマス。このたびあなた様はこの『幽霊召喚ゲーム』に参加できる権利をあなた様に与えられました。』
「ははっ。ただの御話じゃなかったんだ・・・・」
なんとも笑える話だ。腸が煮えくり返る。
『つきましてはあなた様の組み立てられた人形は、意志を持ち、あなた様のネガイを叶えることでしょう。ですが、』
あーめんど、以下略以下略・・・・
『人形は、あなた様から必要とされなかった場合、あなた様はゲームオーバーとなります。』
「・・・・なにこれ・・・・どうゆう事?」
ゲームオーバーて?
『それではこれより『幽霊召喚ゲーム』のご説明をさせていだきます。』


