しばらくして、四人から、黒いモノが頭上に浮かんでた。

「「「「・・・・」」」」

もう、四人は喋らなくなった。

やがて、四人は崩れる。

パラパラ・・・・

ガシャン

腕が

足が

頭が

体が

全て、粉の様になった。

「うふふ・・・・ウフフフフフフフフフ・・・・やった
・・・・やったぁ~!」

美里は喜んだ。

僕は、よく分からない感情に浸っていた。

「闇斗!帰ろっ!」

スッと手を差し伸べる美里。

「うん・・・・」

その手を取る僕。

そして、僕は、僕らは、

元のセカイに戻った。