アナタのネガイ、なんですか?


北沢闇斗side

「・・・・さぁてと。ここからでる方法、見つけなきゃなー」

美里が当たりを見回した。

「なんか、分かる気がする・・・・ここからでる方法」

ぽつりと呟いていた。

「え?マジ!?」

キラキラと目を輝かせながら言った。

「ユウイは僕で、僕はユウイだから・・・・」

「え?マジ!?二人が対!?鏡合わせの存在!
?」

美里は目を輝かせながら言った。

「まあね。・・・・だから、僕自身が美里を外に出そうとすれば「ヤダッ!闇斗と一緒がいい!」

言うと思った。美里の事だから。