アナタのネガイ、なんですか?


完全に光が収まると手に少し大きめの箱がのっかっていた。

「闇斗、後おねがいね~。じゃ!」

と言い残して教室から出て行った。

「えーと・・・・や、闇斗くん?」

私は、闇斗くんに話しかけた。

「なに?永井さん」

すぐに、返事が返ってきた。

「美里って、いつも、あんな感じなの?」

と聞くと、

「まぁ、あんな性格だからね。」

と苦笑いで返ってきた。

「・・・・とりあえず箱、開けてよ。話が進まないから」

「・・・・分かった」

私は、ドキドキしながら、箱を開けた。