アナタのネガイ、なんですか?


「は~い!それでは~・・・・」

美里は少し間をあけて、続けた。

「アナタのネガイ、何ですかー?」

「わ、私の、ネガイ・・・・?ほ、ホントに・・・・?


私は思っていたより冷静だった。

「早く~言っちゃってよぉ~」

だだをこねるように言った。

「わ、私の、ネガイは・・・・」

少し戸惑いながら言った。

「と、『友達がほしいっ!』」

すると、美里が笑った。





「アハハハハハ。そのネガイ、叶えましょー」






「な、何!?何なの!?」

パァッとあたりが光で溢れた。

そして、しばらくして光が収まってきた。