「・・・・!・・・・・・・・!」

遠くで沢山の声が聞こえる。

「・・・・!・・・・・・・・!・・・・!」

ガラララッ・・・・。

前をなにかが通り過ぎた。

上に誰か寝てた。

楓そっくりの人・・・・。

まるで、楓自身のような・・・・。

でも、去り際に・・・・。

「・・・・ダメだ。楓・・・・」

僕は立ち上がって学校に向かった。

「・・・・楓を助けるために・・・・お金を・・・・」

楓は死なせるモノか!