好き。センセイ。

ただ今、新任の先生の紹介の真っ最中…のハズなんだけど…


『荒風先生、代表でご挨拶をお願いします。』


…荒風先生って、先生なりたてのホヤホヤ先生だったんだ。意外……。

だって、見た目からして顔は整ってるし、良い意味ですごく大人っぽくみえる。背も高いから一見みると、どこかのモデルさんみたい……。


『僕は教師になってから日は浅いですが、生徒としっかり向き合えるような、そんな教師を目指そうと思います。』


そんな先生のスピーチが終わると、「きゃーーーっっ!!」という黄色い歓声が体育館に響きわたった。

でも、そんな生徒にもしっかり対応する荒風先生…まさに大人の対応だ…。


「ぁ…っ。」


私がそんな荒風先生をずっと見ていると、先生と目があった。

後ろから「荒風先生と目ぇ合ったぁ!!」なんて言う女の子の声がぼちぼち聞こえる。


…なぁんだ、先生と目があったの私だけじゃなかったのかなぁ…?なんか、少しガッカリ…。


と思っても、もう一度先生の姿を目で追ってしまうのは、もう恋という名の魔法にかかってしまったからなのかもしれない…


「ぁっ………!」


それで、また先生と目があった!って思って、嬉しく思ってしまうのは

まんまと先生の魔法にやられてしまったからなのかもしれないね?