4月ーーーー・・・・。
先生に出会いました。
~~~
「めい、早く行かないと入学式遅れるよ。」
「えッ?!早くない?!」
「全然早くないけど?」
小学校からのやり取りが、今だに続く朝の8時。
親友の嵯奈に急かされ、真新しい高校のブレザーに腕を通す。
…なんか、新しい制服ってわくわくする。
小学校も中学校も制服だったから、余計にワクワクするんだと思う。
「ちょっと、めい早く!!」
そんな余韻にも浸れる余裕もなく、嵯奈の怒鳴り声が頭の中に響く。
ぶぅ。そんなに怒らなくてもいいじゃん…。
そんなこんなで着いた高校。
クラスは…嵯奈と一緒だ!!
嬉しすぎてヤバイよぉ…!!!
「嵯奈ぁあ!!一緒!一緒のクラスだよっ?!」
「知ってる。」
はいはい、流されました私ーーー!!
でも、冷たいくせして本当は嬉しがってるのが嵯奈のオチ。
まぁ、可愛いから許してあげようかな。笑
そんな時、フと目に止まった担任の名前。
「あらかぜ…?荒風…雄馬先生。」
「うちらの担任?めいと一緒の名字じゃん。」
「うん、一緒だ……。」
一緒の、名字。
あらかぜ、ゆうま先生…だよね?多分。
どんな先生なんだろ…。
優しい先生かなぁ??
…最初はね、先生に恋をするなんて少しも考えてなかったんだ。
でも、先生と出会って…私は
先生に恋をしてしまった。
先生に出会いました。
~~~
「めい、早く行かないと入学式遅れるよ。」
「えッ?!早くない?!」
「全然早くないけど?」
小学校からのやり取りが、今だに続く朝の8時。
親友の嵯奈に急かされ、真新しい高校のブレザーに腕を通す。
…なんか、新しい制服ってわくわくする。
小学校も中学校も制服だったから、余計にワクワクするんだと思う。
「ちょっと、めい早く!!」
そんな余韻にも浸れる余裕もなく、嵯奈の怒鳴り声が頭の中に響く。
ぶぅ。そんなに怒らなくてもいいじゃん…。
そんなこんなで着いた高校。
クラスは…嵯奈と一緒だ!!
嬉しすぎてヤバイよぉ…!!!
「嵯奈ぁあ!!一緒!一緒のクラスだよっ?!」
「知ってる。」
はいはい、流されました私ーーー!!
でも、冷たいくせして本当は嬉しがってるのが嵯奈のオチ。
まぁ、可愛いから許してあげようかな。笑
そんな時、フと目に止まった担任の名前。
「あらかぜ…?荒風…雄馬先生。」
「うちらの担任?めいと一緒の名字じゃん。」
「うん、一緒だ……。」
一緒の、名字。
あらかぜ、ゆうま先生…だよね?多分。
どんな先生なんだろ…。
優しい先生かなぁ??
…最初はね、先生に恋をするなんて少しも考えてなかったんだ。
でも、先生と出会って…私は
先生に恋をしてしまった。