「あの、わたし、黒板に各班のメンバーの名前書いていくので、紙ください。」 委員長こと水野さんに言われて俺はハッとした。 「じ、じゃあ黒板見たらメンバーわかんだ!?」 「え?は、はい」 委員長は急にテンションがあがった俺に驚いて眼鏡の奥の瞳をぱちぱちさせた。 水野さんに紙を渡すと、彼女は黒板に先生みたいな綺麗な字でA班のメンバーを書いていった。 俺は息を飲んでそれを見守る。 『坂下謙太』 『沢田勇輝』 『夕上亮太』 『藤谷鈴音』 『早川麻理』 そして最後に、 『内森唯』