ドMな僕と怪力なきみ。




…で。



「あ、あのー、…なんスか?」


俺は目に長い前髪がかかっているためか暗い印象の男に捕まっていた。


「きみ…、名前は」

「坂下謙太だけど」

「そう…。僕は夕上 亮太っていうです…。」


なんだこいつ。

なんで急に自己紹介しあってんの俺ら!


いや、それよりも!


「…俺、トイレいっていい?」


そう、ここは男子トイレ前である。

そして俺は、もう限界である!