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放課後。


ふらつく足取りで校門を出る私。

「____!____り!沙里!」

誰かが私の名前を一生懸命
呼びながら駆けてくる。


後ろを振り向く。

そこには

「____っ!柊??」

(何でここに??)

「さっきのごめんな。
沙里具合悪そうだし、送ってくよ。」

「えっ!!!!」

(心臓持たないよっ!!私っ!!)

そんな私の返事も聞かずに
柊は隣を歩いている。

いつもは早く歩いているのに
今は私のペースに合わせてくれている。

茶色くてふわふわなくせ毛が
隣で揺れている。
鼻歌なんか歌っている。

「あっ!!!」
私は思わず言ってしまった。

「ん??」
柊は私の方を見つめる。

「あ、いやー。その歌、私も
好きだなぁーって思って.....。」
しどろもどろで答える私。
意味は違っても好きな人に「好き」って
言うのは恥ずかしかった。


「いいよねぇー!この歌!
俺、これ好きなんだ!」
笑顔で柊が言う。

(そんな笑顔見せられても....///)


始めて会話した。


周りの人にとっては
会話っていうレベルじゃないけど
私にとってはすっごく嬉しかった。