************* 電車に乗り込む。 1度来たから、もうメモを見なくても場所は解る。 電車の中で、次々と変わる風景を見つめながら、 「そんな事を聞いてどうするんだ」 と言う自分と 「でも、聞きたい、知りたい。聞いて安心したい。」 と言う自分が交差する。 風景が、のどかな田舎町へと変わって行った。 無人の駅を降りる。 港の潮の匂いがしてきた。 【光本工場】古びた看板が見える。