************** それから3日間、僕は耐え忍んだ。 黒板に書かれた僕と高宮さんの落書きを消す作業が 日課となりつつあった今日。 朝の賑わいと共に、隣のクラスから罵声が聞こえてきた。 何事かとクラス中の生徒が廊下へと飛び出す。 人と人の頭の隙間からチラリと見えた。 そこには、高宮さんが居た… 僕はゴクリと生唾を飲み込む‥