電車に乗り、初めて見る駅で降りた。 緊張で胸がドキドキとする… 大きく息を吐いて、今度はバスに乗った。 もっと田舎にあるのかと思いきや、 そこそこ開けた場所にあり、大きな公園やデパートが立ち並ぶ。 家族連れやサラリーマンとすれ違う。 見回して歩いていると、すぐに大きな建物が見えた。 広大な敷地。 大きな塀。頑丈な門。 こんな所に…高宮さんの親父さんがいるのか‥ 生唾を飲み込んだ。 受付で用紙に記入し、しばらく待っていると 親父さんに会う許可が降りた。