結局、きちんと里美に言えなかった。 自然とため息が零れ落ちた。 ---------- ----- 弁当屋で2つ注文をする。 夕飯時か、やたら混んでいて、サラリーマンと主婦で 弁当屋は超満員だった。 15分程待ってやっと出来た。 なかなか自分の思い通りに事が運ばず、苛立ちが募る。 肝心な事をハッキリと言えない自分にも腹が立った‥ だけど、今は、誰より何よりも高宮さんの事が大事だ。 とりあえず落ち着くまでは、何事もなく平穏に過ごせたらいい、 それだけでいいと思っていた。