16の月-過去に戻れたら‥【完結】


抱きしめた腕を離し、高宮さんの前に立つ。



そして…
高宮さんの前に跪いた(ひざまずいた)。


男だからどうとか、かっこ悪いとか…
もう…そんなのどうでもよかった…
       




「最初は‥高宮さんと再会して‥あの時の事を謝って‥

高宮さんもあの時の事を忘れて、

楽しく過ごしてくれてたらもうそれでいいって

思ってた…だけど‥君は違った‥

ずっとずっと4年も前の事を引きずって

自分を痛めつけていた‥悪いのは君ではないのに…

俺、高宮さんが悪いって一度も思った事ないし…

今でもそう思ってる…それなのに、

君はどうして独りで全てを背負い込んでいるんだ‥?

それが解らなくて‥もどかしくて‥腹が立って…

笑って…生きていてくれたら俺だって…安心出来たんだ…

それで良かったのに…どうして…どうしてなんだ…」