16の月-過去に戻れたら‥【完結】



ハァハァ---
息が上がる-------

やっと、視界に小さく高宮さんの後ろ姿を捉えた。

再び走る--



「‥高宮さん!!」




高宮さんは俺の声が聞こえたのか‥立ち止まった…


走りながら近づく…


細く華奢な肩を、力強く後ろから抱きしめた。


「……ごめん…本当に…ごめん…どう謝っていいのか解らない‥
俺がする事全てが空回りするんだ‥
こんな目に遭わせるつもりじゃなかった‥」


高宮さんの肩が震えていた…。