************** 夏休みが残す所1週間となったある日。 約束していた公園に高宮さんは来なかった。 腕にたかる蚊を叩きながら、暗くなっても僕は一人待っていた。 家の電話にも何回か電話したけれど、誰も出なかった。 何かあったのかと心配になったけれど… 仕方なく家へ帰ったんだ。 その後、僕は無理やり家族旅行に付き合わされ 3泊4日、宿題を持ったまま沖縄へと旅だった‥。 沖縄からも電話を掛けたけれど‥ 結局、高宮さんと通じる事はなかったんだ。