…遊ぶのがダメなんじゃない。


どうして自分の事をそんな風に言うのか…


もっと自分を大事にしろよって言いたかったのに…


なぜ…

言葉に出来ないのだろうか…





自分が情けない…


もどかしい…


頭をグシャグシャと掻きむしって地面に座り込んだ‥



左腕についた高宮さんの爪痕がジンジンと痛む。

俺の心と同じようにジンジンと痛むんだ・・。




ハァ…と大きくため息を着いて、
そのままクラブへは寄らずに
家へ帰った。