俺はでっかくため息を着き、
再び高宮さんの腕を掴んだ。
今度は振り払われないように力強く。
そして、そのまま引きずるような形で店から出た‥。
高宮さんが、俺の手を爪を立てて離そうとする。
ジワリと血が滲む…
だけど、俺は離さない。
ズンズンと歩く。
この前のように----
人気のない公園までやって来た。
腕を掴んだまま、高宮さんの方へと振り返る。
高宮さんは、左手で俺の手を何度も叩いていた‥
目が合い、俺を睨みつける。
小さく震える唇が動いた…
「…私が…遊ぶのもだめなんだ…」
「……。」
「…そうだよね‥私にそんな資格なんてないよね…」
「……。」
俺は何も言葉が出ない‥
「…もう解ったから‥手…離して下さい。」
高宮さんの目には涙で溢れかえっていた…
高宮さんの涙を見た瞬間…
ゆっくりと俺の力が抜けて行く…
力なくダラリとした俺の腕…
高宮さんは、涙を拭い
帰って行った…

