「仲村さん、お願い」 看護士の仲村さんに頼む。 「あおいちゃん…。」 「いいから。仲村さん、お願い。」 そういうと 仲村さんはなにも言わなくなった。 「空ちゃん 横座るね」 ベッドが軋む。 隣に 彼女の体温を感じる。 「じゃあ…撮るわよ」 仲村さんがそう言う。 その瞬間 あおいは本当に小声で…。