「え…。あおいそれって…」 俺の言葉を遮る。 「いいの!記念よ、記念。空ちゃんの目が見えるようになるって記念。今日は本当に…怖いぐらい気分がいいの。だから」 「ね、空ちゃん。写真撮ろう」 …なぜか何も 言えなかった。 ただ、撮らなきゃいけない気がした。