「あのね!お空みたの!すごくきれいでね!本当にね、すごい青色なの!」 「お空?」 「うん!いつもみてるお空とはちがうの!すごい青色がね、ばーって広がっててね!」 彼女は ものすごいいきおいで 話す。 あまりの感動を 伝えたいのだろう。 「…あおいろ…」 「うん!ほんとにきれいでね!どこまでもつづいてるの!」 「………」 何も、言えないでいると 彼女は聞いてくる。 「…そらちゃん、ソラのイロ…しらないの?」 「…うん。みたことあるけど…おぼえてないんだ」