「なぁ、千秋。 オレ、千秋といると楽しいわ」 既に歩き出していた千秋に話し掛ける。 「・・・・・・」 千秋が立ち止まってオレの方を向いた。 「ウチの料理、美味しいって言ってくれるのも嬉しいし、千秋の漫画も何気に好きだし」 「・・・・・・」 千秋が無言で期待いっぱいの眼差しをオレに向ける。 やだなー。 千秋の思うツボかよ。 でもなー。 今っぽいもんなー。 タイミング的に。 「『彼氏』って名乗って挨拶しに行っていい??」 「ダメ。」 「・・・は?!!」