「どうした??そんな顔して??」
アロンが私に質問してきた。
はっ?
だって…それは!
「誰も私の相席に許可取ってないわよ?」
「いいじゃん!そんなの!いつもの事だしさ!!!」
にこっと微笑みながら反論してきた。
「だったら最初から聞くな…」
そう冷たく言い放って、私はサンドイッチを箱にしまい、席を外そうとしたら…
案の定奴の声。
「おい!何処いくんだよ!!」
「今気分悪いから静かなとこで一人で食べる。」
そう言って、足を食堂の出口へと向けた。
後ろで何か聞こえるが私には聞こえなかった事にした。

