無意識的に私の口から漏れ出た吐息に、すかさず米山が「その声、エロっ」なんて意地悪を言う。
ぶくうと膨れれば、またほんの少しだけ身を離して私を見下げ、米山は緩やかに微笑んだ。その妖艶さに全身が痺れ、思わず息を呑んだ。
私の顔の横に片肘を立てた、少し斜めっている米山の身体。僅かな隙間さえもどかしいほどに、その全部が欲しくて仕方がない。
「米山……」
心の底から目の前の愛しい人を求めた。
それに呼び戻されるように米山の顔がゆっくりと下りて来て、そっと唇が合わさった。その瞬間、ぞくりと全身が疼いた。
柔らかく食むようなそれ。何度も何度も角度を変えて。
隙間から中に入って来た肉厚が、私の舌を絡め取った。朦朧とする意識の中、無我夢中で私も求めた。
ぶくうと膨れれば、またほんの少しだけ身を離して私を見下げ、米山は緩やかに微笑んだ。その妖艶さに全身が痺れ、思わず息を呑んだ。
私の顔の横に片肘を立てた、少し斜めっている米山の身体。僅かな隙間さえもどかしいほどに、その全部が欲しくて仕方がない。
「米山……」
心の底から目の前の愛しい人を求めた。
それに呼び戻されるように米山の顔がゆっくりと下りて来て、そっと唇が合わさった。その瞬間、ぞくりと全身が疼いた。
柔らかく食むようなそれ。何度も何度も角度を変えて。
隙間から中に入って来た肉厚が、私の舌を絡め取った。朦朧とする意識の中、無我夢中で私も求めた。
