「ねぇ米山くん、どうしてそんなに不細工なの?」

身を屈めてスイッチを押しながら、このクソ寒いのに暖房も付けないつもりだったんかい! と、心の中だけで突っ込んだ。



私も座卓の横に膝を落として、持って来た袋からつまみのお惣菜とかを適当に出して、その上に並べた。



「お酒、冷蔵庫に入れて来る」

言いながら、立膝から再び立ち上がって、米山が持って来た袋の方を手にすれば、

「ついでにビール、二、三本持って来て」

と思い出したように言われた。



「米山、ビール派? 酎ハイとか飲まないの?」


買って来たのは酎ハイや芋焼酎ばかり。全部、私が選んだ。でもそれは米山が選べって言ったからで。もちろんいつもの偉そうな命令口調で、だ。



「酒っつったら、ビールか日本酒だろ?」

言って屈託ない笑顔を見せた米山が素敵過ぎて、頭の中がグラグラした。