「はい。トイレ介助とかあるから、仕事中は外してます」
というか、家の鏡台の引き出しの中に眠りっ放し。何となく自分の左薬指に視線を落とした。
「そっかぁ……。旦那さんってどんな人? 絶対イケメンだよねー?」
彼女は根拠のない憶測を自身満々に口にして、周りの皆にも同意を求める。やめて欲しい。
「そんなことないですよ」
答えながら、浮かべた愛想笑いすらも、きっとぎこちないと自分自身感じた。
「写メとかないの? 見たーい」
私と同じ助手として働いている看護学生の女の子、景山さんが何故か興味津々に身を乗り出して来た。
写メなんかありません、そう言って誤魔化せば何とかやり過ごせたかもしれないけど、余りにも皆の注目を一心に浴びていて、その場をシラけさせるのも気まずく感じて。
渋々鞄からスマホを取り出した。もちろん、浩平の写真はたくさんあるけど、先日行ったディズニーランドでの写真を画面に表示した。
シンデレラ城をバックにして、お互いに撮り合ったやつだ。遠目だし、あんまり顔は……わかるか……。
というか、家の鏡台の引き出しの中に眠りっ放し。何となく自分の左薬指に視線を落とした。
「そっかぁ……。旦那さんってどんな人? 絶対イケメンだよねー?」
彼女は根拠のない憶測を自身満々に口にして、周りの皆にも同意を求める。やめて欲しい。
「そんなことないですよ」
答えながら、浮かべた愛想笑いすらも、きっとぎこちないと自分自身感じた。
「写メとかないの? 見たーい」
私と同じ助手として働いている看護学生の女の子、景山さんが何故か興味津々に身を乗り出して来た。
写メなんかありません、そう言って誤魔化せば何とかやり過ごせたかもしれないけど、余りにも皆の注目を一心に浴びていて、その場をシラけさせるのも気まずく感じて。
渋々鞄からスマホを取り出した。もちろん、浩平の写真はたくさんあるけど、先日行ったディズニーランドでの写真を画面に表示した。
シンデレラ城をバックにして、お互いに撮り合ったやつだ。遠目だし、あんまり顔は……わかるか……。



