「えっ!?」 私はいつの間にかフェンスと生徒会長に挟まれていた。 「なんで?僕じゃ無理なの?」 「なんでって言われましても…」 「じゃあ、今から僕だけのものにしてあげる…」 壮太先輩の顔が近づいてくる。 「いやっっ!」 なぜだろう…一瞬だけどお兄ちゃんの顔が浮かんだ。 ドンっ