「木本!こいつらと一緒に遊んでもいいよな?」


「えっ?あっ!綾瀬さんと岩島さん!」



今のセリフで聞き捨てならない所がある!!



「木本くん!名字で呼ぶなって言ったよね?」



あたしが笑顔で圧力をかけると、木本くんは慌てて訂正した。



「あぁ!ごめん…。 えっと…は…春花…?」


「私も『海』って呼び捨てでいいよ♪」



と、海が言うと、木本くんは、はい!と嬉しそうに頷いた。


んー

どうやら木本くんは、この関係にまだ慣れてないみたい。

慣れてもらうためにも、一緒に遊んだほうがいいのかもね。



「じゃあ、4人で遊ぼっか。」


「よっしゃ!早く行こうぜぇ!!」



なぜか機嫌がいい和樹はほっといて、あたし達は4人で遊ぶことになった。