「じゃぁ決定。木本くんと海とオマケの和樹に、こらしめ屋で働いてもらうね。」
「オマケって何だよ!?アホ春花!」
「文句あるの!?出てってくれてもいいんだよ?」
あたしがニコリと口端をあげて笑うと、和樹は静かになった。
「さて、仕事だけど、今日は1つも予約がないからお客さん来ないんだ。だから、今日のところは解散!また連絡するね。」
「わかりました。じゃあ、また明日!」
木本くんは、入れたことがそんなに嬉しかったのか、満面の笑みで帰っていった。
「なんだよ!今日はなんもねぇのかよ!?つまんねーな!!」
和樹は妙に張り切っていて、仕事がないことにキレて帰った。
「じゃあ、またね春花。ばいばーい♪」
海も、仕事がなくて少し残念そうだったけど、木本くんと同じく、笑顔で帰っていった。


